犬のてんかん症状を過去から遡ってまとめてみました。
うちの子が3歳の時(2011年)の話、ダイニングで寛いでいたら突然後ろ足を引きつらせながら歩きだし痙攣していました。震えているようにもみえました。心配して寄り添って様子を見ていると数分で治まり普通に元気よく歩き出しました。
一体なんだったんだろう?痙攣の後は何故かケロッとしているのです。
この年はこんなてんかんのような症状が3、4回ありました。
犬のてんかんの症状について相談
後ろ足を引きつらせながら歩くので、もしかしてヘルニア?と不安になり、一度病院で相談するもヘルニアではなく、恐らく「てんかん」だろうとう結果でした。
病院の先生に言われたことは
- どういった時にてんかんの症状が起きるか?注意深く見ておくこと
- 発作と発作の間のスパンが短くなってきたら注意が必要
- てんかん治療は薬物投与になり副作用もあるし1度飲んだらずっと飲み続けなくてはいけない。重度になってから検討した方がいい
という話を聞き、様子見となりました。
犬のてんかんの症状で注意すること
- どういった時にてんかんの症状が起きるか?
これは注意深くみててもよく分かりませんでした。あえて言うならば、寛いでしばらくしてからや寝起きが1番多かったです。何かしている時にてんかんになるということはあまりありませんでした。
- てんかんの発作と発作の間のスパンは短くなっていないか?
発作と発作の間のスパンを記録するためにも、てんかん症状が起きたらスマホに記録するようにしていました。
- 4歳(2012年)同じスパンでてんかん症状5回
- 5歳(2013年)てんかん症状3回
- 6歳(2014年)てんかん症状4回
ほぼ同じスパンでのてんかんだったので安心していたら
7歳(2015年)のてんかんの回数が14回に!
2015年の6月は「月に5回」てんかんが起きました。
てんかんの予防は出来ないのか?と必死の思いで見つけたのが「てんかん抑制ハーブ」
6月の終わりからフードに混ぜてあげることにしました。
その後、7月にてんかん症状2回、8月はてんかん症状なし、9月はてんかん症状1回
少しスパンが長くなりホッとしていました。
10月にてんかん抑制ハーブが無くなり、あげてない期間にてんかんの症状が1回。
てんかん抑制ハーブ再開後でも10月後半から年末にかけて、5回のてんかん症状が出ました。
実は、この年は環境の変化がありました。引っ越しに抜歯。それも1つの原因だったのかもと思っています。
犬のてんかん症状がでたら食事の見直しが大事!
8歳(2016年)も春までにてんかん症状が5回も出ました。
ここ1、2年のてんかんの頻度の増え方はおかしいと、これまでも何度もネットで「痙攣発作」「てんかん」について調べてましたが、改めて原因を洗い出しました。
引っ越し、抜歯以外にこの期間に変化があったこと。ドッグフードの切り替えをしていました。うちの子が食べていたドッグフードは子犬の頃からペットショップで与えられていたものでした。
しかし、ペットサロンのオーナーさんから悪い酸化防止剤が入っていると指摘され、良かれと思いナチュラルフードに切り替えましたが、これまでのドッグフードに入っていなかった成分を1つずつ調べた結果「ローズマリー」がてんかん患者には使用してはいけない成分でした。
ナチュラルフードには天然の酸化防止剤としてローズマリーが配合されているものが、非常に多かったのです。
てんかん発作持ちの子にとってはせっかくのナチュラルフードも盲点でした。
ナチュラルフードの中で「ローズマリー」が入っていないものを探し回り、ドッグフードを切り替えました。おやつにも「ローズマリー」が入っていたものがあったので全て辞めました。
そして、この年は春から年末まではてんかん症状は3回。発作の頻度が減りました。
更に翌年9歳(2017年)はてんかん症状2回のみ!
3歳の頃から比べて過去一番てんかん症状が少なくなりました。
てんかん抑制ハーブが販売終了し10歳(2018年)からはハーブ無しでも2017年同様、てんかん症状は2回のみ!
2019年に入ってからは、すでに1回のてんかん症状がありましたが、発作回数は劇的に減りました。
このことから、てんかん発作の持病のあるワンちゃんには『食事の見直しが重要』だと実感しました。
原材料に「ローズマリー」が入っているものは選ばないようにしてあげてください。
本来であれば手作り食が一番安全だと思いますが、金銭的事情・時間的事情・栄養バランスが難しそうという理由から、我が家では市販のものをあげています。
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▼現在うちの子が食べてるドッグフード